北海道教育大学岩見沢校　現代美術・空間表現研究室令和2年度

研究室展「向こうの空気」は2021年3月31日をもって終了とさせていただきます。

ご高覧いただいた皆様、本ホームページを閲覧いただいた方々のおかげで今期の研究室展もオンライン展示という異例の事態でありながら、無事展示期間を満了することができました。研究室生一同、閲覧いただいた皆様そして展示においてご協力いただいた皆様へ感謝申し上げます。

今年度はこの変動の激しい状況下において、どのような形態を持って研究室展を開催できるかいまだに不明瞭ではあります。ですが、今回のオンライン展示を受けて研究室生一同、展示方法などに独創的で自由なクリエイティビティを持って新たな作品発表方法を打ち出せたらと考えております。

どうぞ皆様におかれましても、厳しい現在の状況を乗り越え、今年度の研究室展での生徒の作品発表をともに楽しめればと感じております。

2021年3月31日　北海道教育大学岩見沢校　現代美術・空間表現研究室生一同

素材：受け皿、鉛、ワイヤー、サテン布

我々が個人の人格を考えるときに偏見がつきまとう。

Photo by Nakajima Gakuto.

4年　鷲尾幸輝

素材：身体、布、証明、バケツ、Adobe Premiere Pro

２年　小野寺瞭

素材：CC 0キャラクターVivi、油土、木材、プロジェクター

令和二年度　現代美術美術・空間表現研究室展日程

展示期間：令和二年度　1月26日（火）〜2月23日（火）

上記日程において研究室WEB展を開催いたします。

現代美術・空間表現研究室展においてWEBを使用しての作品発表は異例の事態であり、初めての試みです。来場者の皆様には「生の展示空間」を鑑賞していただきたいのが本望ですが、現在蔓延しているコロナウイルスを考慮し、今年の開催はWEBを使用したものとしました。

ですが、WEBならではの作品の姿は「生の展示空間」を介して鑑賞しては伝わらない部分も多く包括しており、二次元画面内の作品からは多種多様・様々な解釈が生まれることでしょう。

現代、コロナ禍において、結果が求められる傾向が社会では好まれています。この時期に、自分の頭を使用して「答えのないもの」に対して「解釈を持つ」楽しみを鑑賞者の皆様には感じていただきたく思います。